関西高等学校アメリカンフットボール連盟
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Pacific Rim Bowl

パシフィック・リム・ボウル 《歴史と意義》

 パシフィックは「太平洋」、リムは「縁」という意味です。太平洋を挟んで東西の「縁」に位置する日本とアメリカ・オレゴン州が結ばれているこの交流事業をジム・ネーゲル氏(元アッシュランド高校HC)がこのように命名しました。

1988年8月にオレゴン州アシュランドから、アシュランド高校グリズリーズが来日し、関西高校選抜チーム(当時は大阪・兵庫選抜)と対戦したのが第1回パシフィック・リム・ボウル(その当時はまだ命名されていなかった)です。
その前年、関西学院大学ファイターズが、南オレゴン州立大学を訪問、合同合宿を行いました。それに同行されていた古川明さん(当時関西学連専務理事)と崎弘明先生(当時関西学院高等部顧問が、同大学の近所にあるアシュランド高校に立ち寄り、当時のHCのジム・ネーゲル氏と出会い、それがきっかけとなってこの交流が始まりました。
第1回の試合は雨降る長居球技場で行われ、得点こそ13-0ではありましたが、スピード・パワー・スキルすべてにおいて完敗で、本場アメリカのフットボールに翻弄されました。
1990年にはオレゴン州アシュランドに遠征し、アシュランド高校関係者のみならず、アシュランド住民の方々にも歓迎され、高校生たちは貴重な体験をすることとなりました。
第1回・第2回をベースに原則として2年に一度、関西とオレゴン州を行き来する交流事業に発展してきました。
この交流に参加するすべての高校生の人生観に影響を与え、成長につながっています。
そのような中で、なるべく幅広い地域から高校生を選抜しよう、高校2年生にもチャンスを増やそうと2年生枠30%以上を確保したり、最初は大阪・兵庫だけの選抜でありましたが関西高校連盟所属すべての府県・地区に枠を拡大するなど、できるだけ多くの学校の生徒たちに、フットボールのみならず、アシュランドの方々との交流・文化交流、そしてアメリカ体験のチャンスをもってもらおうとしています。
 たくさんの方々に支えられ、29年間の交流が続いてきました。
アッシュランドでは年月が経つにつれその輪が広がり、アシュランドフットボールクラブ(グリズリーズの後援会組織)が主体となっての町ぐるみのつながりとなっています。
彼らのHPの中には、この「Pacific Rim Bowl」のコンテンツが常設されており、過去の記録、写真やビデオなど、この交流事業が彼らの活動の一部として位置づていることが一見してわかります。是非この機会に、一度、そのHPをご覧ください。
 
http://www.ashlandfootballclub.com/

2016年まで12年間チームを率いてきたPRBの功労者であるチャーリー・ホール前HCはこの交流事業を次の三つの言葉に集約し、テーマとして常に意識してきました。

Culture  カルチャー = 文化
Competition  コンペティション = 競争
Camaraderie   コモドレー = 仲間意識

 この言葉を日米それぞれの高校生が意識するなか、単なるスポーツ交流をするだけでなく、前回のアッシュランド訪問では「平和集会」が実現するなど、お互いの文化を理解する交流も進んできました。そして、PRBの功労者の一人、デイブ・キッチェルさんの次の言葉がこの交流事業の合言葉になっています。
Love and Care, each other 「お互い愛し、思いやる」

 この「パシフィック・リム・ボウル」はフットボールの競争と共に、アッシュランドの方々とのますますの交流で「絆」が深まり、未来ある高校生たちが「太平洋を越えて」の成長の場となっています。
どうかこのパシフィックリムボウルに、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。